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【ゲーム感想】 『リモートコントロールダンディ』でロボットの重量感を感じる




皆さんはリモートコントロールダンディというゲームを知っているでしょうか。
この作品は知る人ぞ知るゲーム開発会社、サンドロットの開発スタッフが初めて製作したロボット操縦ゲーム。


このリモートコントロールダンディで構築されたゲーム体験は
斬撃のレギンレイヴや地球防衛軍にも引き継がれています。


サンドロットチームは処女作にして名作を作り上げてしまったのですよ。


どんなゲームかはパッケージに集約されています。
生身の人間がコントローラで全長50Mの巨大ロボを操縦して戦う。


鉄人28号の世界観をリアルに再現しよう、という志があったかどうかは不明ですがリモートコントロールダンディが
リアリティのある鉄人28号であるという表現はあながち間違いでもないような気がします。


主人公である守は常に怪ロボットが襲い来る鶏野市で警備隊を運営することを任されたお坊ちゃん。
ミッション毎に援助金は受け取れるもののロボット同士の戦闘でビルを壊せば被害額が請求されます。





戦闘内容によっては町民がロボット反対運動を起こすなど、生活感丸出し。
世界平和のために全人類がひとつになって戦う!的なSF的思想感は皆無なのです。


主人公守は転校生として普通に小学校に通います。同級生とのいざこざもあればちょっとした恋愛模様も。
リモートコントロールダンディは関東のある地域に突然世界を滅ぼす怪ロボットが攻めてきたらという
日本的アドベンチャー要素をふんだんに盛り込んだ昭和ロボットアニメオマージュゲーム、とでも言いましょうか。


しかし力説したいのはこの後。



ロボットを動かす重量感。これほど重くて操作しがいのあるロボットゲームは過去無かった。


L1で左足を一歩、R1で右足を一歩踏み出す。
敵ロボットが出現した場所までまるで二人三脚でもやってるかのようにL1、R1、L1、R1を繰り返し押すのです。


L1+L2で左旋回、R1+R2で右旋回。当然ビルなどにぶつかって破壊してしまうとペナルティを受けます。
初めて操作する人は確実に戸惑うことになるでしょう。


敵に遭遇したら今度は攻撃しなければなりませんよ。
は右パンチでは左パンチ。しかし素のパンチじゃ相手はびくともしません。

十字キーで上半身軸を左右に回転させながらパンチを放てばフック、
上半身を反らせた状態で起き上がり中にパンチを放てばハンマーパンチ、
逆に上半身を下方向に曲げ、上体を起こしざまにパンチを放てばアッパー。
さらに踏み出し中にパンチを放てば強力な5000トンパンチ。


これがどのロボットでも使える攻撃操作の基本。
読むだけで十分ややこしいこれらの操作、実際に遊ぶと入力して敵に当てられるようになるまで30分はかかるでしょう。


まあこのくらいの操作を瞬時に出せないようだと先に進むのは難しいんで。



んで。


思い通りにロボットを動かせるようになった時、
リモートコントロールダンディは加速度的に面白くなる!!



最初に複雑な操作を覚える必要があって、それを習得したときにゲームが飛躍的に面白くなるというのは
お約束的な要素だと思うのですけど。
昨今はチュートリアル搭載のゲーム開始即面白いという爽快感重視のゲームしか無くなったでしょう。


だから今を生きるゲーマーにこそこういうゲームは遊んでもらいたい。


リモートコントロールダンディにおいてもう一つの重要な要素、それは主人公も同時に操作する必要があるということ。
主人公は視点を担う超重要な存在。
いかに強いロボットでも、どれほど操作に成熟していようと視点を上手に操作出来なければ勝ち目はないのです。


ロボットをビル陰まで動かしてから主人公操作モードに切り替え、
必死に適所に走って視点を確保、さらにロボットを動かすという。


これをリアル鉄人28号と言わずなんと言おうか。
ちなみに視点は12歳の少年目線なので常に空を見上げる状態になります。


この主人公が巨大な物体を見上げる構図は後の地球防衛軍やレギンレイヴに引き継がれたのですね。
しかし個人的にはどっちかといえばロボットを操作するのが好きだったのです。

なのでサンドロットがロボット操作よりも人間視点で巨大怪物を破壊する方向性にシフトしてしまったことはちょい残念。




前半でも語りましたけどリモートコントロールダンディにはアドベンチャー、シミュレーション的な側面もあります。
これがミッションで獲得した資金でロボットをカスタマイズして強化するという
要素とマッチして最高面白く仕上がっているのです。


また、細かいことですが純粋にアドベンチャーゲームとしても丁寧に作られているのも特徴的。
ゲーム中は全台詞フルボイスで声優は有名な方々。
さらにメッセージをカットしたときのレスポンスもきびきびしていてストレスもなく。


台詞を喋るキャラクターはアニメ的に絵が切り替わります。
またインターフェイスは見た目も操作のしやすさも良く、総合的に完成度が高い。

パッケージやゲームタイトル、コンセプトからして発想重視の大味ゲームだと勘違いされがちですが
遊んでみるとその徹底してこだわり抜かれたゲームデザインに感心する一方で。


この間久しぶりに押し入れで発見して、30分遊ぶつもりが面白すぎてクリアしちゃったという。
さすがサンドロット謹製ですよ。出世するゲーム会社はひと味違う。


今遊んでも十分面白いんでオススメです。


ちなみにゲームアーカイブスでは配信していません。販売元のヒューマンは潰れてしまったので今後も期待薄かも。




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[ 2012/04/13 20:00 ] ゲーム系 ゲーム感想 | TB(0) | CM(0)

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