スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

【気になっていた映画】 板尾創路の脱獄王をレンタルした感想


近所のTSUTAYAが期間限定でDVD旧作150円になっていたので
前から気になっていた板尾創路の脱獄王を借りてみました。
内容はタイトルにもある通り板尾創路(鈴木)がひたすら脱獄を繰り返すというもの。

脱獄してもいつも同じ場所に逃げるため毎回すぐに捕まってしまう鈴木。彼の目的は何なのか。
90分かけて構築された板尾独特の世界観は思わずクスッとしてしまうオチへと向かっていたのでした。






本作で主役級の働きをしているのが看守役の國村隼(金村)。
彼は謎の逃亡を繰り返す鈴木に興味を持ち、いつもどこかで気にかけていたのでした。

時代設定は戦時中。今より遥かに厳格であろう刑務所の描き方は生々しくて時に痛々しい。
鈴木がリンチされ、今では考えられない過酷な罰を受ける様がちょっとグロテスクに描かれています。

何も語ることなく常に反抗的な態度を取る鈴木。
しかしその態度こそ脱獄するための手段だと分かったときなんて隙のない映画なんだと感心してしまいました。

服役した12年の間に幾度となく脱獄する鈴木はいつしかマスコミから
「脱獄王」ともてはやされ警察の信頼を失墜させてしまいます。

そんな鈴木に下った刑は無期懲役。さらに絶対に脱出不可能な刑務所、監獄島への送還だったのでした。

序盤から中盤までは鈴木がどういう人物なのかがほとんど描写されていません。
しかし徐々にその実態が見えてくることで鈴木への興味がわいてくるのです。

警察に追われる身だっただった父との幼い頃の思い出。
公園で二人過ごしていると警察に追いかけられた父は線路を走って逃げていった。
それが父と過ごした最後の瞬間だった。

鈴木がいつも線路に逃げてわざと捕まってしまうのはそんな父との思い出が忘れられないからなのか。

鈴木を追って監獄島に視察に訪れた金村が目にしたのは「泥」と呼ばれ、
まるで知能を失ったかのごとく徘徊する囚人達。

この監獄島は若干ホラーの要素もあって時代背景を無視した完全オリジナルのもの。
ここに送られたら人間としての人生は終わるという劇中の言葉に説得力を持たせる圧倒的な絶望感。

鈴木はここからどうやって脱出するのか。そして鈴木の目的は何だったのか。
ラスト10分で明かされるオチはほろりと出来てちょっと笑えるものでした。

この映画自体オチの為の壮大な前振りだったんだなと感じましたね。



最後まで見終えて、どうしても松本人志が監督した「大日本人」と比べてしまうのですが
個人的には脱獄王の方が楽しめました。

どちらも面白いのですがこっちのほうがハードルが低い状態で見られたのでそう感じたのかなと。

皆さんも機会があればぜひレンタルしてみて下さい。



板尾創路の脱獄王[DVD]
板尾創路の脱獄王[DVD]
posted with amazlet at 12.02.19
よしもとアール・アンド・シー (2010-07-02)
売り上げランキング: 29417

ブログパーツ
スポンサーサイト

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tapiocasaaan.blog.fc2.com/tb.php/491-7b37ec7b










上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。